朦朧日記

眇めに語る些事の重箱

玉手箱

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硬い空き箱はとっておく。

あてどない 細かいものをしまう楽しみがある。

蓋のついた四角いものは、からっぽでも何か入っていても

開ける時とかぶせる時、ほんの少し嬉しい気分が漂う。

薄い木の板を切り貼りして箱を組むのも楽しい。

どんな物の寄る辺になるか、まだわからないが

浮き立つ気分をしまっておく。