朦朧日記

眇めに語る些事の重箱

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがちな疑惑

直立するものの、軸がかしいでいるので スピーカーのこまかい振動で 気づかぬうちに回転している、ということに気がつくまえに 悪霊?と一瞬よぎった。

物陰から見守る

さつまいもに気をよくしての蔕栽培。 精霊をしょうりょうと発音したのを 目に見えるかたちにしたとき 「たとえば」のひとつが、こんなふうかもしれないと思った。

のびよ芋づる

さつまいもの端を欠いたのを皿にのせ 少し水を差して放っておいたら、こんなに伸びた。 みんな向こうむいて、ぱりっと立っている。 ちいさいけれど、とてもうれしいことが昨日あった。

ギラギラ迫る

好きなかたちは身近に置いて眺めたい。 買ったり拾ったり貰ったり、 その時々の感慨や派生する記憶をたぐっては放す。 わたくしの母も、こけしや細かな人形や旅の思い出を 細い木枠で囲いガラスをはめたケースに、ぎっしり飾っている。 ひとつひとつは懐かし…

おでかけの味

直径30cmを四分割、二つ折りで齧る。 ところどころのアンチョビが喉の奥が痛いほど塩辛く トマトソースの甘酸っぱさが際立って、山あり谷ありのお食事。 それと、活火山のようにおしゃべり。 よそゆきのお水もごくごく飲んだ。 満足。 おでかけしたのは…

あっち側は夏

日ざしの強いなかを歩きまわって体調を崩した。 明かるいところにいると、目の奥が痛む。 こんな時は日陰の家でもまんざらじゃない。

おばちゃんだって乙女

雨あがりのお楽しみ。 こういうのをポケットにでも入れておけたらと思う。