朦朧日記

眇めに語る些事の重箱

乙女のちから瘤

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小さいこしゃこしゃしたものは、いずれこんなかたちになっていく。

うっとり陽に溶けて、果物しか口にしたことのない架空のお嬢さん、

擬人化したらそんな雰囲気。斯くあれかしと願われながら

炙られ叩かれ鍛えられ、ざらざらした鋼で擦られて、作られる。

言わば、スパルタ式で育った娘たちなのだ。

概念としての「肉体的鍛錬を経た女兵士」に通ずるかもしれない。