朦朧日記

眇めに語る些事の重箱

チャームポイント

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物心ついたときには、すでに我が家にあった鍋。

新品の頃は輝くような初々しい姿をしていたかもしれないが、知らない。

今も現役で活躍中。

被熱や摩擦で受けた経年を物語る、この質感が好きだ。

わたくし自身の眉間の皺や法令線を親しみをもって

眺められるときが来るかもしれない。

来ないかもしれない。